『そいつは足親指の…』の続き

今や公私共に、生活習慣病と闘うタナカ整体院です(笑)。


おかげさまで、あれ以来(11/19深夜未明以来)痛風発作は出ておりません。ただ今回の経験では色々考えさせられました。


 


施術と施術の合い間にも、気がつくと普段滅多に手にしないような科学で解くバガヴァッド・ギーター―古代インドの「神の歌」全訳http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=0limits-22&l=as2&o=9&a=488481729X(インドの古典)や哲人・天風さんの本http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=0limits-22&l=as2&o=9&a=4062637391
に手が伸びたり、瞑想の時間が増えていたり…。


これらの本は、普段読もうという気がまず起こりませんし(笑)、たとえ読んでも右から左だと思うのですが、さすがにこういう状況で読むと以前に読んだときよりも腑に落ちることが多々ありました。


 


で、その中で一番印象に残っているのが、



「天に口無し!事実をもって教えたまう!」


  運命を拓く―天風瞑想録 (講談社文庫)http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=0limits-22&l=as2&o=9&a=4062637391より~


…という一文で、最近の私の頭の中ではパワープレイがかかってます(笑)。


病気であれ環境(事業・学業など)であれ、人生がうまく立ちゆかなくなるのは、天(言い方は何でもいいと思います)はすべての人を活かすために、すべての人にアドバイスを伝えたいんだけれども言葉では伝えられないので、厳密に公平な事実をもって伝えているんだよ。そのフィードバックをどう拾い上げて、どう改善していくかはその人間しだいだけれども。


…というのが言わんとすることだと思います。痛風の発作が起きたとき、ご多分に洩れず、私も “どうして私が!?” とやっぱり思いました(お恥ずかしい!)。…鉄板ですね。大抵の人は一度はこう感じると思います。


 


病気や、負の環境(うまく立ち行かなくなった事業など)が、天からの贈り物!?


特に渦中にいるときなどはなかなか受け容れ難いことですが、私のつたない経験や難しい病気を乗り越えた方、負の状況を克服した方をお手本に、たたき台として考えてみると、今の私には随分と腑に落ちるのです。


もし本当に天が厳密に公平な事実をもって伝えているのだとすれば、それは逆に、生き方であったりやり方をそれなりに改善すれば、それなりの結果に変わる、努力は報われるという吉報ともいえます。


困ったときにしか手に取らないような本ですが、今回も気合を入れていただきました(笑)。


 


で、それを私の中で強化するかのように、たまたま用事で所長(私の出た整体学校の校長)と電話で話をする機会があったのですが、話の中で、正直に自分に痛風発作が起こったことを話すと…やっぱり笑われました(笑)。その上で…



「…田中、痛風はあくまでも結果やで。ちゃんとした過程があっての結果やで。お前はわかってると思うけど。…まぁがんばれよ」


…ぐうの音も出ませんでした(笑、そして感謝)。