大冒険

昨夜、店でほっこりパソコンをいじっていると、玄関に人の気配が…



「せんせー、夜分すいません (^.^)」


先日、施術に来ていただいた女性(70歳代)でした。京都の方で行われる旦那さんの十三回忌の法要を翌日に控え、体調が優れず、「もう(年齢的に)責任を果たせないかも…」と、精神的にも落ち込んでらっしゃいましたが…



わたし「あ、○○さん。で…どうでした?」


女性 「せんせー、(当日)朝起きたら、まだ血圧はちょっと高かったんですけど、脈拍が70代まで下がってくれて…お蔭様で結局京都まで行ってこれたんです(^^♪…」


わたし「ホンマですか~!」


女性 「はい~!それで…(行きの行程のはなし)…なんですよ!」


わたし「よかったですね~」


女性 「はい~!それで…(現地での法要のはなし)…なんですよ!」


わたし「よかったですね~(^_^;)」


女性 「はい~!それで…(さらに帰りの行程のはなし)・・・(うるうる)・・・無事帰ってこれたんです(嬉泣)」


わたし「…よかったですね(…思わずもらっちゃいました)。」


この方にとっては、交野から京都まで出かけるだけでも、ものすごく勇気の要る大冒険だったと思います。お話を聞いているうちに、大げさなことを言うと、この方の歩んできた人生の背景のようなものが少し見えたような気がして…(^_^;)


 


失礼な言い方なのかもしれませんが、いくつになっても本当の自分の強さに出会えた瞬間って、昨日までの自分の限界を超えた瞬間って、やっぱり感動してしまいますね。人間の伸びしろって果てしないなぁ~!


(わざわざお寒い中、ご報告に来ていただきありがとうございました。)