未知との…!?

月曜日に来院されたKさん(仮名:50歳代女性)。
帰り際にこんなことを話されました。


Kさん「(とても嬉しそうに)この間こちらに寄させてもらったとき(二週間程前)、帰りに駅に向かう途中でとても不思議な体験をしたんですよ!」

わたし「…?」


Kさんは京阪電車を利用して来られていますので、向かった駅というのは京阪河内森(かわちもり)駅のことです。
当院と河内森駅との間は狭い田舎道になっていて、街灯も少なく、Kさんが帰られた午後8時半頃にはかなり暗かったと思います。


Kさん「…道の途中のJAの手前の所に来たとき、右手(北側)から、ちょうどバレーボールくらいの大きさの白い光が二つ、真っ直ぐこちらに向かって飛んで来たんです!」

わたし「…はぁ!」

Kさん「何かなぁって思ってたら、私の頭の上を“スー”と音もなく通り過ぎて、こちら(左手=南側)の山の方に消えていったんですよ!!」

わたし「…」

Kさん「あれは…一体何やったんですかねぇ(ニコニコ)?」

わたし「いやぁ…?…人魂!?…ですかねぇ…?」

Kさん「人魂は先生、もっときらきら七色に輝いて…ホントにきれいなんですけど、“シューッ”ていう音を立てて進むでしょ。」

わたし「はぁ…(そうなんですか!?)。」

Kさん「この間のは音もせんかったし、色もお月さんの白を少し青っぽくした感じやったし…。
あれは…何やったんかなぁ(ワクワク!!)。」


“♪いきなりやってきた~”じゃないですけど(右→左ですし)、“それ”の正体が何であれ、不意に心の底から圧倒される程の喜びが湧き上がる、ということがありますが、Kさんにとっての“それ”との遭遇は、正にそういった経験だったようです。

私も以前、屋久島から鹿児島に向かうフェリーの上から、偶然野生のイルカの群れを見た時、「歓喜」といってもいいような強烈な感情に見舞われました。

そういった「至高体験」ともいうべき経験はある日突然訪れますが、そういった時には、想像するに体内の生理機能もかなりよい方向に変化しているのでは、と思います。


Kさん「…貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました(ニッコニコ~)。」

わたし「…(!?)」


タクシーの手配をさせていただくことはあっても、“それ”は私には無理です(笑)!



今日(8/23)はKさんにとっては大事な日です。

その体験が吉兆であってくれれば嬉しいんですけれど…。本当に。