急性膵炎

一昨日(8/28)は、中休みを利用して、急性膵(すい)炎で入院している友人の見舞いに行っておりました。


膵臓という臓器の働きは、インスリンを分泌して血糖値を下げることは割合知られていると思いますが、タンパク質、脂質、炭水化物を消化する酵素を十二指腸に分泌するという大事な働きもあります。

もしその消化酵素が食べ物にふりかけられるのではなく、膵臓そのものや、腹膜、その他の自分の内臓を消化しだしたとしたら…(聞いた話ですが)もう痛いなんてもんじゃないらしいです。

暴飲暴食、特に多量のアルコール摂取などが原因となりますが、原因不明のものも20~30%存在し、私の友人の場合も特に酒好きというわけでもないせいか、今のところ病院でも原因がわからないとのことです。


ただ、私の友人は酒飲みではありませんが、あるものを多量に摂取していました。

彼はウェイトトレーニング日課としており、食事もプロテイン低脂肪乳、卵の白身などのタンパク質を、毎日身体を造るために多く摂っておりました。
…そんな食生活×約15年。

あくまでも推測の域を出ませんが、彼の膵臓は、長年の特殊な食生活によってへとへとに疲れ切っていたと思われます。

どの程度の抑止力になったのかはわかりませんが、彼には、酒好きの方にとっての「休肝日」のように、「休膵日」を設ける必要があったのかもしれません。

今となっては…なんですけれど。

(彼のように、プロテイン等を習慣的に多く摂っておられる方、どうかお気をつけください。)


参考:『必修内科学』改訂第5版 安田寿一著 南江堂刊


※尚、誠に勝手ながら、整体院は8/31(定休日)・9/1・2(遠方に出張のため)の三日間は、お休みとさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。