スタント!

一昨日、以前に「その男…、スタントマン。(2007/4/12付)」と言うタイトルで紹介させていただいた方が来院されました。大阪の某有名テーマパークのアトラクションで活躍されている方ですが、小・中学校の体育は身体が弱く、“オール見学”だった!!というお話でした(未だに信じられませんが)。


こちらにケアに来ていただくようになって約二年。私が知ってる範囲では、40歳を手前にした今が一番調子がよさそうです。昨年はひざを傷めたり不本意な時期もありましたが、最近は“いいトレーニングができている(=いいパフォーマンスにつながっている)”とのこと。ひざを傷められた時に指摘させていただいた足関節(足首)の硬さもかなり改善されていました(相当努力されたと思います)。


この方にお会いするといつも思うことなんですが、そのとき私自身が抱えている恐れや不安がすごくしょうもなく感じるんです(笑)。この方の“恐れを管理する能力”みたいなものや、くぐり抜けた修羅場を肌で感じるせいでしょうか。


スタントマンというと“命知らずの冒険野郎!”みたいなイメージがありますが、どうもそうじゃないみたいです。以前、こんなことをおっしゃってました。



「落っこち(=高い所から飛び降りるスタント)とか、見てる人に“よう恐くないなぁ”って言われんねんけど、そんなもん恐いに決まってるやろ(笑)!


恐いから仕事できんねん。恐なかったらただの趣味や。
恐怖心を使って冷静に自分や周りの人間の安全性を計算した上で、最高のパフォーマンスを魅せるのがホンマのプロや」


“恐怖心をいたずらに忌み嫌うんじゃなく、積極的に利用する”…カッコええ~!(笑)


 


 その晩、この方からこんなメールをいただきました。



「今日はありがとう!


次行く時はさらに進化してみせるわ(^o^)/」


う~ん、果てしない!(どうかよいパフォーマンスを!)