母と娘

「母の日」にはまだ少し早いのですが、このGWに入って3組の「母と娘」ペアに来院していただきました(GWならではでしょうか)。


その「母と娘」ペアの年齢は様々なのですが、予約の電話をされるのはほとんど娘さん(多くは何度か来ていただいた方)です。

「…今回は母もお願いしたいんですけれど、…お時間大丈夫ですか?」


患者さんを紹介していただくこと自体は、とても光栄ですし、うれしく思うのですが、それ以上にその方のお母さんに対する思いやりに、“キュン!”となる気持ちの方が強いです。

そして来院されてから、もう一度“キュン!”となる瞬間があります。


大体お母さんを先に施術をすることが多いのですが、施術が終わって…


わたし 「お疲れさまでした。…じゃあ、娘さんと交代しましょうか。」

お母さん「(私に正対して)よろしくお願いします(ペコリ)。」


その“よろしくお願いします(ペコリ)”には、「私のことより娘を…」というニュアンスが感じられ、…何ともいえない気持ちになります。

母と娘、そこには男の私にはわからない、何か深い絆があるようです。

もし神さまがいるとしたら、こういったシチュエーションは私に何を望んでいるのでしょうか?

 ・親子の情愛を学ぶこと?
 ・親子のパイプをしっかり繋ぐお手伝い?

ささいな、…よくあることなのかもしれませんが、「母と娘」ペアがたまたま集中しましたので、そんなことを考えてしまいました。


施術の効果の程はさておき(!?)、お母さんにも娘さんにも、それぞれの思いを私なりに込めましたよ!