おつかれさまでした。
昨日の深夜、以前に“ど、どうぞ…(汗) 2/27付”、”看取り 4/30付”“問題あり…はOK! 5/6付”でご紹介させていただいた60歳代の女性が亡くなられました。
今日はそのお通夜に行かせていただいたのですが、式場はとても和やかな雰囲気に包まれてました。
故人は生前、末期のガンで、せん妄、認知症を併発していました。以前紹介させていただいた時には“かなりの荒れっぷり”とのことでしたが、亡くなる数日前には退院し帰宅されていました。
以下、お嫁さん(=私の友人)にその時いただいたメールです。
「退院してからの義母は吹っ切れたと言うか、何だか突き抜けた感じ。
幻覚も妄想もいっぱいで賑やかではあるんだけど、何だろ…ほんと突き抜けた感じ。
理屈とか何にもないけど、何だかほっとしています。」
お通夜の和やかな雰囲気も、故人がある段階(怒りモード)を抜けて、少しでもありのままの自分の人生を受け容れられたからだと思います。
諸々これでよかったのかは、もちろん故人に聞いてみなければわかりませんが、ご遺族のみなさん、本当におつかれさまでした。
そして、故人のご冥福を感謝とともにお祈りいたします。
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~認知症の方々には、時間・空間の概念がありません。
~心は自由自在に過去を旅するタイムマシーンに乗っているかのように、その時の気分に合わせて50歳にも40歳にも、ときには10代の若者にも戻ることができます。
~タイムマシーンに乗って、もう一度人生を生き直そうとするその試みには、人生をまっとうしたいという潜在意識下での強い願いを感じます。
『認知症はタイムマシーンhttp://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=0limits-22&l=as2&o=9&a=4899760981 』 中田京子著 VOICE社刊より
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(快く急な予約の変更を了承していただいた上、「しっかり見送ってあげてください」と言っていただいた○○さん、ありがとうございました。)