宮津でも…

週末の土曜日と日曜日の二日間は、出張で京都府宮津市に出かけておりました。


幸い二日間とも大変よいお天気で、多くの方が観光地宮津を訪れていましたが、私が施術をした方の中にも、観光のため和歌山方面から来られた方がいました。


中年女性。主訴は胃痛、頭痛。ご本人曰く症状が出るパターンとしては、



物事を突き詰めて考え過ぎる → 胃痛 → 頭痛


…という順序を辿るとのこと。今年に入ってから頻繁に起こるようになり、心配になって病院でMRI、CT等の画像を撮るも異常なし。


先日(9/30付)のブログで紹介させていただいた守備範囲(適応症)と同じパターンです。確かに“異常なし”というのは、深刻な脳腫瘍、脳梗塞は認められないという吉報でもありますが、同時に、「じゃあこの症状はどうするの?」「付き合っていかなしゃあないんか…(沈)」という気持ちにもさせられます。


この方の場合、症状自体は施術(胃の内臓整体)によってほぼ寛解し満足いただけましたが、私が限られた時間で行ったのは、後半の「胃痛→頭痛」の部分に対する対症療法であり、その前の原因となっているであろう「物事を突き詰めて考え過ぎる→…」の、“心の習慣”ともいうべき部分を含めたケアは、遠方のため私がフォローできないので、



「…もし症状が再発するようであれば、和歌山にも生活習慣も含めてサポートしてくれる施術者は、探せば必ずいるでしょうし、ご自身でも気をつけることをアドバイスしたり励ましたりしてくれると思いますよ。強みはご自身の経験から因果関係をかなり整理できてはることやと思います。」


「…わかりました。少しあきらめてたところもあったんです。帰ったら探してみます(笑)。」


どんな状況でも、ご自身でできること、サポートしてくれるプロの力、行動すれば何かに出会えると思います。