そいつは足親指のつけ根から…

昨夜、身体を襲ったある痛みで夜中に目が覚めました。左足の親指のつけ根がジンジン痛むのです。


…そう、経験なさった方はピンとくるかと思いますが、恐らく痛風発作の可能性が高いと思います。


 


痛風高尿酸血症)は、プリン体を多く含む食品(肉、ほうれん草、ビールなど)を多く摂り過ぎることによって引き起こされますが(身に覚えあり…)、本来であれば尿酸(プリン体の最終代謝産物)は、腎臓から尿とともに排出されることで血液中に一定の濃度が保たれています。


それが腎臓の機能低下などにより血中の尿酸濃度が上昇すると、血管から滲み出した尿酸の結晶が関節に沈着し、痛みや腫れを引き起こす原因となります。


で、その発症する部位が、なぜか足の親指のつけ根に多いんです。


 


とりあえず、寝ぼけながらも自分の腎臓に内臓整体を施したところ(そのまま寝てしまったのですが)、ありがたいことに、朝起きたときには発作はおさまり、痛みは消えていました。


 


店に出勤してから、早速自分の身体のためと職業的な興味から、痛風について手元の本で調べてみると、治療の項目にこんな“記述”と、こんな手書きの“メモ ”が…



“~食事療法としてプリン体を含むものを極力避ける。しかし最近では薬物療法が進歩したため食事療法の重要さは軽減されつつある×徹底的に指導!!


~『必修内科学改訂第5版』南江堂刊 より抜粋~


その記述とメモを読みながら、学生時代の内科学の講義を思い出しました。その講義は整体学校の校長先生(所長)が行っていたのですが、その記述について…



「~どんなにいいお薬が出てきたとしても、食事(療法)が重要であることに変わりはないですよっ!!」


と、熱く語っていたのを思い出しました。その講義の光景や、所長に内臓整体を腎臓に施してもらったことを思い出しながら、…何や自己管理の甘さを叱られているような気がしたりして(汗)。


 


今回の体験は、身体からの貴重なメッセージ、予告篇だと思っています。


この段階で気づかせてもらえたのは、本当にありがたいことだと思います。


 


今日は、自省の念と感謝をこめて…


 


(ご参考までに: 「何でも食べる」は体に悪い …所長のブログです)