検査

Aさん「今日、整形外科に行ってきました。 レントゲンを撮ってもわからないみたいで…でも下の方の骨の間が狭いらしく…(泣) 後日、MRIを撮ります。…(うぅ~へこみ中)」

Bさん「…お察しの通り、ビビりまくっています。」

上記は二人の患者さんからいただいたメールですが、奇しくも今日はこのお二人が、予定通りであれば病院へ検査に行っていたはずです(お疲れさまでした)。


へこまされたり、ビビらされたり…。
検査って審判を受けるというか“まな板の上のコイ”というか、あまり気持ちのイイものではないですよね。

Aさん(20歳代女性)は、この間の日曜日にくしゃみをしたところ、腰に激痛が走り来院されましたが、整体院レベルでできる整形外科テスト(信頼度は60%位と言われています)を行うと、椎間板病変を調べるテストが“やや陽性”でした。

患部(腰)には直接触れず、足の経絡や気功を使って痛みのコントロールに努めたところ、そのテストは“陰性”に変化しました。


Aさん「あれ?なんで?痛くない…。」

わたし「明日(月曜日)にでも病院に行ってくださいね。」

Aさん「えっ、治ってないんですか!?」

わたし「はっきりした事はもちろんここではわからんないんですけれど、一度きっちり画像を撮っといた方がいいですよ。何もなければ安心できますし、何かあるならあるで、どこがどれ位どうなっているか、ご自身で知っといた方が、再発防止にも役立ちますよ。」



Bさん(30歳代女性)は昨年11月、胃ガンの部分摘出手術を受け、術後は二週間に一度、血液検査と医師の診察を受けていましたが、今回は再発・転移が起きていないかを調べる組織生検等です。

…そら、ビビると思います。


TV等では“神の手を持つ男”として優れた外科医がよく取り上げられますが、わたしは西洋医学の凄みを“検査の精度”にも感じています。

もちろん100%欠陥がないわけではないのでしょうが、顕微鏡レベル、細胞レベルで病理がわかったりするのはスゴいと思いますし、必要であれば是非利用すべきだとも思っています。


Aさんに限らず、病院での診察・検査をおすすめする場合、突き放されたとか、見放されたとか思われないか気を遣うところなんですが、幸いAさんには理解していただけたようでした。


検査の結果がどうであれ、はっきりしたところで、自己責任においてやはり徒手療法も活用したい、ということでありましたら、もちろん…よろこんで。